ちょっと考えた

うそとナイフと原子力  No.7
人間はうそをつきます。
うそをつかない人間は一人もいません。また、うそをつかなければ社会生活は営めないといってもいいでしょう。
それなのに学校では「うそをついてはいけません」と教えます。
うそとナイフはとても似ているように思います。
うそは社会生活の中で潤滑油の役割を果たしてくれます。人間関係がうまく行くためにも、仕事がうまく行くためにも、そして自分や大事な人を守るためにもうそは必要です。
しかし、うそのつきかたを間違うとすべてのものを壊し傷つけてしまいます。
ナイフも同じです。食べ物を作るためにも、道具を作るためにもナイフは必要です。
しかし、使い方を誤ると、命すら簡単に奪ってしまいます。
そして、うその使い方もナイフの使い方も学校ではほとんど教えてくれませんし、それは家庭内でもいっしょではないでしょうか。
学校ではただただ「うそをついてはいけません」と教えます。そして子供たちは成長します。
そしてある時気がつきます。「なーんだうそをついてもいいんだ、みんなうそをついているんだ」と。
気がついた子供たちはうそという名のナイフを振り回します。周りの人を、友人を、そして自分自身を傷付けます。
そして、傷つけながら、傷つきながら、うそとナイフの使い方を覚えていきます。
原子力はどうでしょう。
今の原子力は子供がナイフを振り回しているのと同じでしょう。
その子供が大人にならないうちに傷つき死んでしまうことはないのではないでしょうか?
もう、すでに子供の体は傷だらけです。
そしてこの子供はなかなか大人になりません。
もし、地球が生き物であるとしたら、人間は間違いなくガン細胞です。
ガン細胞から寄生虫へ、そして共生へと変化していく前に地球がガンで死んでしまうことはないのでしょうか?
人間は過去から学ばない生き物です。
1998/01/04

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